ウォーリーの耳ヲ貸スベキ
最近引っ越ししました。意外と思われるかもしれませんが実はずっと名古屋に住んでいました。大学生の時から同じところに住んでいたのでかれこれ10年ぐらいですかね。本当に今更ですが豊田店の近くに引っ越し豊田市民と相成りました。
引っ越してどうだって事はないのですが、変わった点としては自炊をするようになりました。以前までは包丁もフライパンもない生活を10年以上続けてきたので今毎日なにかしら作っているのが楽しくもあります。
「料理できるの?」とかよく聞かれますが、僕の持論としては「料理は知識ゲー」出来る出来ないではなく、知ってるか知らないか。そしてこの「知る」という行為も現代の情報化社会では「〇〇の作り方」と検索すれば一発ですよね。お店で出てくるようなめちゃくちゃおいしいものは作れませんが、自分が食べる分には
満足できるクオリティにはなります。あとは自分の好みの味に寄せていくだけです。とまぁこんな事をずっと思っていましたが、毎日料理をしていく内に「もっとおいしく」という欲も出てくるんですよね。もちろんまだ経験値不足は否めませんが、最近はデジタルの限界を感じています。ある程度まではすぐに上達しますがそれ以上は
完全にガレナー。麻雀と一緒ですね。そしてもう一つ感じたのが、「洗い物は完全に実力ゲー」これかなり技術差出ます。では麻雀で技術差が出るところはどこだと聞かれたら僕は「仕掛けへの対応」だと思います。そりゃ挙げだしたらキリないですが、みんな出来ていない部分なので
できるようになると手っ取り早く差を付けれると思います。具体的に言うと、リーチにはオリられるけど仕掛けにはオリられない病ですね。自分はまだイーシャンテンなのに仕掛けに2本も3本も危険牌を切ってる人をよく見ます。別に相手の手牌を読めと言ってるわけではないです。リーチを受けた時を思い出してみて下さい。手牌を読んで押し引きを決めてるわけではないですよね。
リーチは打点は分かりませんが100%テンパイしています。仕掛けはテンパイかどうか分かりませんが確定している打点が分かります。最低打点が確定しているというのはそれだけで押し引き判断の材料です。だいたい3ハン見えたらもうオリてもいいです。もちろん自分の手牌を優先してくれていいですが「分が悪い」とは思っておいて下さい。
3ハン見えているという事はだいたい2フーロー以上はしているはずです。つまり2面子確定しているので当然テンパイスピードも速いです。こう聞くとますます押しづらいと思います。自分で思い当たる節がある人はいっそシステム化して自分に制約を掛けて下さい。
「仕掛けで3ハン見えたら鉄オリ」って。4ハン確定の3フーローに放銃するのはオープンリーチに放銃したと思っていいです。これフリーだと本当によく見ます。だから出きるようになると他人と差がつけやすい部分だと思います。なかなか勝てないなって人は一度仕掛けへの対応を見直してみてはどうですか?
作者 杉江和哉