STAGE7新聞 金森

☆塩釜店 金森 レトロ作品紹介のコーナー☆

ゲーム編⑦ 『ザ・キング・オブ・ファイターズ シリーズ』

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筆者と同年代の30代~40代ぐらいの方は、ゲームセンターの黄金期を過ごされたのではないでしょうか。筆者所属の塩釜店の周辺も昔はたくさんのゲーセンがあり、多くの人で賑わっていました。今回はそのゲーセンブームを支えた作品の一つ、格闘ゲームのジャンルから、SNKの代表作、『ザ・キング・オブ・ファイターズ シリーズ(以下、KOF)』を特集します。1994年の夏に1作目の『KOF94』が発売され、その後約10年近くに渡り年1回のペースで新作がリリースされたこのシリーズ。新作が稼働したばかりの時期はゲーセンの筐体に常に人だかりができていました。概ね夏休み中に発売されることが多かったので、夏休みはお小遣いを握りしめてこのゲームをやりに塩釜口のゲーセン『50(ファイブオーと読む)』に通うのが筆者の日課でした(10年前ぐらいに閉店し今は自転車屋さんに…泣ける)。

セブン最強の打ち手と呼び声の高いギョーザの王翔位豊田店の杉江店長もこのゲームをやり込んだとか。筆者も腕前に自信ありなので、そのうち対戦したいもんです。

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歴史あるゲームだけに、グラフィックの移り変わりは感慨深いものがある。ただ、当時のゲームの中ではクオリティーが高かったのも事実。最新作はあんましKOFっぽくないなあと発売当初思った筆者は懐古厨だろうか。

3対3のチームバトルという画期的なシステム

平成初期の格ゲーブームの火付け役となった作品として、CAPCOMより発売された『ストリートファイターⅡ シリーズ』があります。この作品も今日に至るまで多くの人に愛されているシリーズですが、ストⅡやそれ以外の格闘ゲームと違ったKOF独自のシステムとして、3対3のチームバトル制が挙げられます。

それまでの格闘ゲームは1クレジットで遊べるキャラクターは基本的に一人。それが1回のプレイで3人も遊べるという当時では画期的なシステムは多くのプレイヤーを注目させました。使用キャラを3人選べるので、友達3人で使用するキャラを決めて協力して進めていくという遊び方もできました(妙な一体感が生まれて楽しかった思い出)。

また、当時既にSNKから発売されていた『餓狼伝説シリーズ』や『龍虎の拳シリーズ』などの作品は格ゲーファンからの支持が高く、「餓狼や龍虎のキャラがチームを組んで戦うゲームが出るらしい。これは面白いに違いない!」と、発売前から相当注目されていました(地上波でCMも流れていた)。セブンで無理やり例えるなら、中プロ・日比康・ギョーザ王翔位杉江あたりがチームを組んで、日本全国の雀荘最強決定戦に出場するようなもんです(これはこれで見たいかも)。

そんなこんなで発売されたこのゲームは爆発的な大ヒットとなり、前述の通り年1回に新作が発売されるほどのSNKの看板作品に。餓狼伝説のテリーや龍虎の拳のリョウといった既存作品のキャラの人気に胡坐をかくことなく、草薙京や八神庵といったKOFシリーズオリジナルの魅力的なキャラクターを生み出し、多くのファンがゲーセンに足を運ぶこととなりました。

   

とにかく展開が速いこのゲーム、その要因は…

作品を重ねるごとに様々な新システムが導入されたKOFシリーズですが、作品全体の傾向として「飛び蹴りなどのジャンプ攻撃が死ぬほど強い」という特徴があります。

それまでの格闘ゲームではストⅡの昇竜拳やサマーソルトキックなどの優秀な対空技(ジャンプ攻撃を打ち落とすことに特化した技の総称)を持つキャラにとってジャンプ攻撃はそれほど苦ではありませんでしたが、KOFシリーズは他のゲームにある通常のジャンプに加え、95では飛距離の大きい大ジャンプ、96以降は軌道の鋭い中ジャンプや小ジャンプが導入されました。

これらの数種類のジャンプが導入されたことにより、ゲームスピードや展開がそれまでの格闘ゲームよりも数段速くなり、対空技を持つキャラクターでも毎回キッチリ反応して対応することが困難に。このあまりにも強力なジャンプ攻撃でピョンピョン飛び回るプレイヤーが横行したことからその様を昆虫のバッタに例え、「KOFはジャンプ攻撃だけのバッタゲー(飛んでりゃ勝てるゲーム)だ」と揶揄する層も出てくるようになりました。もちろん、こういった各種ジャンプに対応する技も用意されており、その駆け引きが楽しい部分もあるのですが、一部のキャラの組み合わせは性能差から戦う前の段階で「詰み」となってしまう組み合わせもあり、ゲーセンによっては隠しコマンドで使用できる一部のボスキャラクターの使用が禁止されているところもありました。

とは言え、こういったスピーディーな展開のゲームがゲーセンのプレイヤーの腕前の底上げに繋がったという面もあり、シリーズを重ねるごとに対戦の内容はより濃いものに。KOFの人気は衰えることなく以後10年以上にわたりゲーセンを賑わせました。

  

久々の最新作はやりごたえあり!

年1ペースで新作を出していたKOFシリーズでしたが、21世紀以降は開発元のSNKの経営不振その他諸々の影響から発売が遅れがちになり、2004年からは年1の新作リリースもついにストップ。以後は数年のスパンでKOF11・12・13が発売されました。そして最新作の14は昨年の夏にゲーセンでの稼働ではなくPS4で発売。そしてつい最近の今年の6月末にはついにゲーセンでも稼働されました。

この最新作の14ですが、出来はかなり良いと思います。これまでKOFをやり込んできたプレイヤー、昔はやっていたんだけど…というプレイヤー、格ゲーはこれが初めてというプレイヤーの誰もが楽しめる仕様になっております。

複雑なストライカーシステムやパワーケージシステムといった初心者離れの要因になっていたものを排除しシンプルに楽しめる一方、突き詰めようと思えば難しいコンボや立ち回りもできるようになっています。家庭用・ゲーセン用共に練習モードが実装されており、心行くまでコンボ練習などが可能。ネットワーク対戦にも対応しており、ゲーセン内に対戦する人がいない場合でもコンピューターがマッチングをして全国のプレイヤーと対戦をすることができます。家庭用でも回線がしっかりしていればそれほどストレスのあるラグ等もなくオンライン対戦が楽しめます。

各キャラクターの性能も過去作品の中から代表的な技が継承され操作がシンプルに。なおかつ、どのキャラクターでも練習しがいのあるコンボや立ち回りが実装されています。筆者も今年の年明けに購入しやり込みましたが、どのキャラクターもやりごたえバッチリでおもしろいです。昔やり込んでいたKOFプレイヤーの皆様は是非一度やってみてください。懐かしい気持ちになれるだけでなく、きっとハマりますよ!

 

  

今回は初めて格闘ゲームというジャンルをとりあげました。なかなかプレイする人が限られるジャンルではありますが、今現在格ゲー熱がひそかに高まってきているという話もあります。『e スポーツ』という格ゲーに限らない色々なゲームの腕前を競うジャンルが誕生し、一部のプロのゲーマーには企業のスポンサーがつく時代になりました。ゲームの練習自体も昔と違い今は対戦動画なんかもYou Tubeでたくさん転がっているので、それを参考にしながら練習すれば上達も早いと思います。

ちなみに「高田馬場ゲーセン ミカド」の対戦動画は内容がおもしろくプレイヤーのレベルも高いのでオススメです。かつてKOFにハマった皆さんは、是非「ミカド クソKOF」で検索して動画を見てください。「へ~こんなことできたんだ」とこの時代になって初めて知るような発見がたくさんあるはずです。

そしてその上で是非最新作の『KOF14』もプレイしてみてください!

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