STAGE7新聞 金森

☆塩釜店 金森 レトロ作品紹介のコーナー☆

マンガ編⑤『MAJOR』


この新聞が発刊されている頃にはいよいよ甲子園球場での高校野球が開幕します。
そんなワケで今回は王道野球マンガの代表作『MAJOR』を取り上げようと思います。

筆者が小学生の頃から社会人になって数年たった後まで、長きに渡って連載された人気作品です。マンガだけでなくアニメも好評。筆者より年齢層が下の世代からの支持も高い作品で、今回のこのコラムも、甲子園シーズンだからと言いつつ実は塩釜店メンバーの榎本君・中田君あたりと麻雀中にこのMAJORの話で盛り上がったのがきっかけだったりする…。

昨今の野球マンガは野球の知識が世間に浸透されてきたせいか試合中での細かい戦術面がクローズアップされたものが多く、野球のルールを知らない層にはなかなかとっつきにくいように思えます(ラストイニングなんかは典型例、ダイアのAもたまにそっち寄りになる)。しかしながらこのMAJORは、そういう要素よりも野球を通じた友情や努力などの人間模様が巧みに描かれた少年漫画の王道を行くスタイルのため、野球を知らない層でもきっと楽しめる作品かと思われます。

  

物語の流れ

さて、物語は1軍半のプロ野球選手本田茂治の息子、本田吾郎が幼稚園で「プロ野球選手になる」という自分の夢を高らかに宣言するところから始まります。

マンガ全体を各パートに分けると、吾郎幼年期→吾郎小学生期(リトル編)→吾郎中学生期(三船中編)→吾郎高校生前期(海堂編)→吾郎高校生後期(聖秀編)→吾郎3A期(バッツ編)→吾郎日本代表期(WBC編)→吾郎メジャー期(ホーネッツ編)→それ以降…と言った感じ。どのパートもその時々に立ちはだかるライバルのキャラが立っておりおもしろいのですが、筆者が聞く限りでは中学生期~高校生期あたりの人気が高いようです。筆者も一番好きなのはやっぱり海堂編~聖秀編ですね。

吾郎がメジャーリーグから退いた終盤期は多少のもっさり感は否めませんが、最終話の最後のコマ、吾郎の息子大吾のセリフはジーンときました。

主な登場人物

茂野(本田)吾郎

 → 

主人公の吾郎。家庭の事情で苗字は本田から茂野に。わずか5歳で両親と死別し、それ以降は血の繋がりのない家族と暮らすという、なかなかにハードな家庭環境で育つ。利き腕も元は右だったが、「ある事故」がきっかけで左投げに。こういった逆境を跳ね返して吾郎が成長していくのがこのマンガの醍醐味である。

ジョー・ギブソン

 → 

メジャーリーグのトッププレイヤーのギブソン。彼が日本の球団に移籍し、不慮の事故で吾郎の父茂治の命を奪ったことで多くの人々の運命が一変する。日本移籍時のギブソンは若さもあってか傲慢な性格であったが、その不慮の事故があってからは一転、野球に真摯に取り組む人格者となる。右のコマはWBC編での彼の最大のカッコいい場面。こういう精神を持ったプレイヤーがたくさんいたから、今年のWBCでアメリカは優勝できたのかも。

ちなみモデルは実在する元メジャーリーガーのランディー・ジョンソン。

佐藤寿也

  → 

主人公吾郎の親友にしてライバル。元はガリ勉のインドア派だったが、吾郎との出会いがきっかけで彼の類まれな野球の才能が開花する。中学生編や高校生編など、作中では吾郎の敵として立ちはだかる時もあるが、大抵そういう時は「ブラック化」し吾郎を煽るような発言が目立つ。しかしながら基本的にはいいヤツで、吾郎が海堂を去る際には自分の進路をあれだけ振り回した吾郎に対し、「立ち止まらない君だから好きなんだ」という度が過ぎたお人よし且つ腐女子向けなセリフもあったりする。寿也もまた家庭環境に大きな問題を抱えており、小学生のある日、家に帰ると両親と妹が自分を置いて夜逃げしていたという特大クラスのトラウマを抱えることに。そのせいか自身も大人になって結婚し子供を授かるも、結局離婚してしまうという負のスパイラルが巻き起こる。

清水薫

  → 

主人公吾郎の幼馴染。前述の佐藤寿也同様、彼女もまた吾郎との出会いがきっかけで野球・ソフトボールに身を投じることになる。元々はなりゆきで始めた野球だったが、素人同然のレベルからソフト部のキャプテンを任されるほどに上達。聖秀高校にて吾郎と再会後は、強豪帝仁高校との練習試合にて軽々ヒットを放ち、守備では野球の名門海堂高校の捕手候補ですらまともに捕れなかった吾郎のジャイロボールを普通に捕るなど、その辺の高校球児よりは数段上の実力を見せつける。なかなか進展しなかった吾郎との関係も高校卒業以降にようやく前に進み、最終的には無事結婚して二児を授かる。ちなみに中学生以降はアップになると寿也と見分けがつきにくい。

眉村健

  → 

中学生編から登場する、吾郎のもう一人のライバルキャラ、眉村。筆者が一番好きなキャラクターだったりする。

それまでライバル達と接戦を繰り広げてきた吾郎が初めて決定的な惨敗を喫したのが、中学生編でのこの眉村擁する海堂付属との試合だった。最初に出てきた時は圧倒的なラスボス感漂うキャラで実際に他キャラとは一線を画した実力差が描写されていたが(象徴的なのが左のコマのシーン)、高校卒業後は刺々しい感じがなくなり人間味あるところが垣間見えるようになる。右のコマはWBC編の決勝でのアメリカ戦にて先発を任された際のシーン。

眉村の隠された意外な一面に吾郎と当時の読者が驚かされた。その後はなんと海堂時代に選手と監督の間柄だった早乙女静香と結婚。彼の娘と息子が後日、吾郎の息子大吾のライバルとして登場する。

マンガ、アニメだけでなくゲームにもなった!…なったけども…。

そんなワケで、このMAJORはマンガもアニメも大ヒットし、少年サンデーを代表する人気長寿作品に。そうなると色んな作品のご多分に漏れず、ゲーム化もされました。

しかしながらこのMAJOR、ゲームとなったものが3作品ほどありますが、そのどれもがある意味スゴい出来となっています。詳しくはYou Tubeで「クソゲーオブザイヤー2008」で検索して該当の動画を見てやってください。そこには衝撃の映像が…。

  

MAJORを題材にしたゲームの中でもこのWiiでの「パーフェクトクローザー」のスゴさは伝説となっている。上記の画像もほんの序の口に過ぎないのが恐ろしい…。動画を見る分には笑えるが実際に買った人はたまったもんじゃなかったハズ。

ちなみに現在サンデーでは「MAJOR 2nd」として、吾郎の息子大吾を主人公にした続編が連載されています。吾郎とはまた違った大吾の奮闘ぶりが楽しめます。

昔からある有名な作品ですが、もし野球マンガが好きだけど「まだ見たことない」って人がいたら、マンガ喫茶やDVDで是非見てやってください!

関連記事

  1. 続・俺に乗れ

  2. STAGE7新聞 河井

  3. ウォーリーの口から出まかせ

  4. STAGE7新聞 河井

  5. STAGE7新聞 亀井

  6. 麻雀探求綺譚

金山店(本店)

金山店(本店) – 名古屋のフリー雀荘/ステージセブン

塩釜口店

塩釜口店 – 名古屋のフリー雀荘/ステージセブン

八事店

八事店 – 名古屋のフリー雀荘・ステージセブン

桜山店

桜山店 – 名古屋のフリー雀荘/ステージセブン

岡崎店

岡崎店 – 名古屋のフリー雀荘/ステージセブン

豊田店

豊田店 – 名古屋のフリー雀荘/ステージセブン

最近の記事

  1. 2017.10.1

    STAGE7 編集部