麻雀探求綺譚

中 寿文

 Vol.22  『十段戦報告』

先日、日本プロ麻雀連盟のビッグタイトルである、十段戦に参加してきました。連盟員は各自、段位を持っています。十段戦はトーナメント方式で同じメンツで3〜5回戦行い各卓上位2名が勝ち上がりというシステムです。各自の段位から出場するシステムで、初段戦→二段戦→三段戦・・・・七段戦→八九段戦→九段戦S→ベスト16→ベスト8→決勝という流れになっています。(ちなみに僕は二段なので二段戦からの出場となっています。→決勝に行くためには10回勝ち抜かなければなりません。)

今年はまーまー勝ち残ったので誰と当たったのか紹介しながら書いてみようと思います。

  • 2段戦 中×高橋侑希×居藤洸×伏見誠一郎(3回戦)

まーこの辺は同期だったりちょっと先輩だったりする人ばっかりですね。中部本部の高橋さんはまともに対戦するのは初めてでした。初戦トップ、2戦目浮きの2着のリードでそのまま逃げ切りました。

でもラスラスの高橋さんにオーラスハネツモ条件まで迫られました。かなり冷やっとしました。

2位通過

  • 3段戦 中×中村慎吾×大野彩乃×櫛田利太(4回戦)

中村さん、若手なんですがかなり強い人です。メンタル最強なイメージです。嫌な人と当たったなーって思っていました。ですがここは3回戦終了時でほぼ勝ち上がりを決めました。あとは流して終了です。

2位通過

  • 4段戦 中×ガース×新井駿一×刀川昌浩(4回戦)

このあたりから上位リーグの人が出てきます。刀川さんは元Aリーガー。守備的なイメージの強い人です。

はい、あっさり特大の2連勝されました。上位リーグの人と当たるといつも思うんですが、守備的なイメージの人も攻めが全然キツイです。これは競技麻雀あるあるです。

これで一人勝ち抜けが決まってしまい、(ガースさんは連続ラスだったので)僕と新井さんの一騎打ち。でも最終戦を迎えて差は40P弱、僕が下。このルールを知っている人ならわかるんですが、かなりキツイポイント差です。6,000オールなどツモって最後ハネツモ条件まで追い詰めて条件を満たしてリーチ打ちました。

力入ったなー。

結果は・・・・ツモれませんでした。そんなに甘くはないってことか・・。

3位敗退

  • 番外 補欠抽選

番外編です。5段戦の補欠抽選をプラススコアで3位敗退した人が補欠の1番から3番までを決める抽選を行います。

ちなみに補欠の1番→ほとんど出れる、2番→まーまー出れる、3番→出れないことも多々ある。くらいのイメージでしょうか。

単純に数牌を伏せて、1、2、3を引いたら補欠決定っていう原始的な決め方です。麻雀は一切関係ありません笑

この時は10人いました。僕は1番プラスだったので1番手で引くことに。あたりは3/10。

はい、①を一発ツモ。痺れました。持ってました。周りの落胆のため息もあって、ちょっと変な高揚感を味わいました。

  • 5段戦 中×吉田直×嶋村泰之×後藤俊孝

中ボス出てきました。現A2リーガー吉田直。この人は手役絡みの器の大きい麻雀をします。さらに特徴として条件計算や解説時にリーチのアガリ牌の残り枚数をすごい速さで言ってくれるような人です。もともと頭がいいんだと思います。

結果としてはメチャクチャ吹きました。1・2・1・1で90ポイント以上勝ちました。それでも吉田さんは鬼のように強かったです。なんていうか上位リーグの人は本当に攻めがキツイんです・・・。

1位通過

  • 6段戦 中×和久津晶×大和田篤史×遠藤昭太

ここまでくると知っている人も多いかと。アマゾネス和久津さんです。もーさすがとしか言いようがありません。常にプレッシャーをかけてきます。3回戦終了時に大和田さんを除く三者で競りになりました。全然勝てる気がしなかったですが、なんとかトップで勝ち上がり。オーラス南家でハネツモ条件の和久津さんがハイテイにかけてツモ切りリーチをうってきた時は頼むからツモらないでと天に祈りました。

2位通過

  • 7段戦 中×滝沢和典×猿川真寿×藤井崇勝

きました。同世代のトップ雀士滝沢さん、猿川さん。何年も映像で見てきた人との対局です。もう無心で向かうだけですね。1回戦トップ、2回戦浮きの2着。このままこのままと思っていましたが・・。3回戦、やっぱり滝沢さん、猿川さんの猛攻を受けました。滝沢さんに6万点のトップを献上。一方僕はオーラスに7,700をアガってようやく5千点持ち。

貯金を使い果たして4回戦を迎えました。

4回戦、値千金のヤミテン12,000点を上がったりして一人浮きで通過。嬉しすぎました。

2位通過

  • 8・9段戦 中×望月雅継×西川淳×大和田篤史

結果から述べるとここで僕の十段戦は終わります。

望月さんは日本プロ麻雀連盟静岡支部の支部長で、僕がプロになるきっかけになった人です。プロになる前から随分お世話になりました。元々、プロになりたいなーと思ったのもこの人の本気を見て見たいと思ったことがきっかけです。(もちろんプロの人はどんな時だって本気なんですけど、そういうことではなくて)やはり同じ土俵に立ってこそ本気に相手をしてもらえると言いますか。

この対局を実現させるために3年かかりました。本当に感慨深い対局でした。

内容は望月さんの圧勝でした。4半荘で何回ピンフ三色を見たことか・・。目指す壁の高さは本当に本当に高かったです。

いつかリーグ戦でも同じ土俵に立ち、超えていきたいと思います。

4位敗退

今年の十段戦は色々な経験をして、本当に楽しかったです。ですが帰りには涙が出るくらいの思いになりました。麻雀に負けてこんなに悔しかったことは一度もありません。この気持ちを忘れずに精進していきたいと思います。

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