STAGE7新聞 金森

☆塩釜店 金森 レトロ作品紹介のコーナー☆

マンガ編⑥ 『クローズ』


週刊少年漫画において、今ではかなり少なくなった不良・ヤンキー系の漫画ですが、筆者が小学生~高校生くらいまでの間はあらゆる少年誌で多種多様なヤンキーマンガが連載されていました(『ろくでなしBLUES』『カメレオン』『今日から俺は!!』など)。

その中で今回は、週刊少年チャンピオンで連載されていたヤンキーマンガの金字塔とも言える『クローズ』を取り上げようと思います。筆者は小学生のころ、当時高校生だった兄が集めていた影響でこのマンガを読み始め、その頃読んでいたジャンプやマガジン・サンデーの漫画とは一風変わった雰囲気やカッコよさにすぐにハマりました。

その時にはまさかこれほどまでに多くの続編や映画化にまで至るとは思いませんでしたので、最近の20歳そこそこの皆さんがこの作品が好きという話を聞くと感慨深いものがあります。

この作品の続編の『WORST』や『クローズ ZERO』、映画の『クローズ』でこの作品を知った方も多いと思いますが、そんな人たちの中でまだこの元祖『クローズ』を見たことがない方は是非読んでいただきたいです。主人公の坊屋春道らを中心とした熱き男達のドラマは、青春時代のワクワク感を思い出させてくれること請け合いです。

通称「カラスの学校」、鈴蘭高校に転校してきたある男のお話

物語は鈴蘭高校に主人公の坊屋春道が転校してきたところから始まります。

この鈴蘭高校ですが、そこらじゅうの不良が集まってくる学校として地域では有名で(男を磨く聖地みたいなこと言うヤツもいるくらい)、今まで誰一人として鈴蘭を統一したヤツがいない(要は「番長」みたいなヤツが過去にいない)ヤバいやつらの集まり、通称「カラスの学校」として街の不良達からも一目を置かれていました。

転校早々、ひょんなことからイジメられっこのパシり安田泰男を助けて鈴蘭高校の最大派閥である阪東率いる一派と対立することになった春道は、一瞬にして阪東一派を壊滅させ鈴蘭内の注目を集めることに。ここから、春道とそのライバル達の熱い戦いの幕が切って落とされることになる…。

主な登場人物

坊屋 春道

  

主人公の春道。普段はスケベでお調子者の楽天家だが、ひとたびケンカとなると恐ろしいほどの強さを発揮。不意打ちなどを除いて作品中彼がケンカで負けたのは護国神社でのリンダマンとのタイマンの1回だけである。

その強さから鈴蘭の面々は彼のことを鈴蘭の番長扱いしたがるのだが、一匹狼主義の春道は番長を名乗ることも大勢の舎弟を従えて群れることも嫌う。それは彼が中学時代に経験したある悲劇がきっかけだった。

ちなみにファッションは基本的に素肌にスカジャンを纏うスタイル。たまらなくカッコいいが、これをオシャレに着こなせる人は現実世界ではきっとほとんどいないだろう。筆者も子供ながらに「これは真似するの無理」と悟った。


リンダマン(林田 恵)

  

作品中の最強キャラであるリンダマンこと林田恵。寡黙で滅多に学校にもいかずバイトで生計を立てているが、先輩の桂木にだけは心を開く。春道とは物語の序盤で対決し、結果は引き分けに(ただ、お互い相手に負けたと勘違いをし続ける)。その後は春道と顔を合わせる度に子供のような口喧嘩を交わすようになり、ある意味打ち解ける。

右の写真は春道との2回目のタイマンでの決着シーン。僅差でこの戦いに勝利したリンダマンは、今作品中唯一無敗の男としてその強さを改めて証明することとなった。

九能 龍信

   

暴走族集団『武装戦線』内の最強の男として登場した龍信。ボクシングの使い手で、春道との最初の対決の際にはあと少しのところまで春道を追い詰めたが、必殺の「春道スリーパー」で惜しくも敗北。2回目の対決時には本気を出した春道に完膚なきまでの敗北を喫し、以後は春道と良きライバルとしての関係となる。

『武装戦線』はクローズの作品の中でもかなり人気が高く、作者の高橋ヒロシ先生曰く「武装で1本連載が組める」と言われるほど。実際に武装戦線ができたきっかけとなった話など、武装にまつわるスピンオフエピソードはその後数多く描かれることになり、たくさんの魅力的なキャラを生み出した。


ブル(古川 修)

  

焚八商業高校の番格であるブルは、元々は隣の黒咲工業のマルケン・カクケンと地域の覇権を争う戦いをしていたが、あることがきっかけで和解。その後焚八商業と黒咲工業を中心とした『黒焚連合』を発足させ、その初代総長となる。春道とは「女にモテない」という共通項で意気投合し無二の親友に。春道や龍信に比べて作中でのケンカの描写は少ないが、親分肌のブルは周囲の人間からの人望が厚く、黒焚連合はまたたく間に複数の高校を傘下に入れる街の一大勢力となった。主人公の春道は「あいつが本気になったら俺は負けるかもな」という旨の発言をしているが、それは単純なケンカの強さだけでなくこの誰からも好かれる人徳を含めての話なのかもしれない。

そんなワケで冒頭の通り、この『クローズ』はマンガのヒットをきっかけに、春道達が卒業した後の時間軸を描いた『WORST』や、逆に春道達が活躍する前の時代を描いた『クローズ ZERO』がヒットし、小栗旬の主演で映画化もされました。

筆者は『WORST』は途中までしか見てないし、その他は全然見てないので詳細は語れませんが、こういった後発作品のおかげで今現在でもクローズのキャラクターが若い世代からの支持が高いことはすごいことだと思います。

ヘアワックスやら髪の毛の染めるブリーチ用の商品に、イメージキャラクターとしてクローズのキャラがタイアップされてることもあり、自分が高校生の時にこういう売り方をされてたらついつい買ってしまってたんだろうな~と思いました。

筆者と同世代でヤンキーマンガ系が好きな人は必ず読んでいる作品だと思いますので、こういう系のマンガが好きでまだ読んだことがないという若い世代の方は、是非一度読んでみてください。

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