STAGE7新聞 金森

☆塩釜店 金森 レトロ作品紹介のコーナー☆

ゲーム編⑥ 『ときめきメモリアル』


現在は据え置き機のみならず携帯アプリでも数多くの作品があるギャルゲー。

そのギャルゲーというジャンルの礎を築いたのが、この『ときめきメモリアル』だと言えます。このゲームが流行する前は、現在のようにアニメやゲームの声優さんが表舞台(テレビで特集が組まれたりCDバンバン出したり)に出てくるということは稀でしたが(一流どころはそうでもないけど)、この作品が世に浸透してからはその声優さんにスポットが当たる機会が増えたように思えます。

そういう意味では、ギャルゲーというジャンルだけでなく、声優稼業のバリエーションも切り拓くパイオニア的な役割を果たしたと言えるのではないでしょうか。

    

現在は実に多彩となったギャルゲーというジャンル。  山寺さんのものまねグランプリ出演のように、

なかなか廃れることのない日本特有の文化である。  現在では地上波でも声優さんが度々顔を出す。

いつの時代もモテない男は存在するということか。   長い時を経て声優という職業が認知されてきた証拠。

ギャルゲーという枠に捉われない高い完成度

ゲームのストーリーは主人公がメインヒロインの藤崎詩織と同じ「きらめき高校」に入学したところから始まります。この藤崎詩織とは家が近所の幼馴染みという設定ですが、この藤崎詩織以外にも多種多様なキャラクターが登場。

ここから主人公の、平日は勉強や運動、遊びやおしゃれに勤しみ、週末は好みの女の子の気を引くためにデートやデートのためのアポ取りの電話という、心休まる間もない過酷な3年間が始まります。

冒頭でこのゲームをギャルゲーという形で紹介しましたし、それに間違いはありませんが、このゲームはシミュレーションゲームとしても高い完成度を誇っています。

主人公には学力や体力、雑学などのパラメーターが設定されており、平日や休日に

プレイヤーが選択するコマンドで、各パラメーターの上下が決まります。

藤崎詩織を含めた各キャラクターは実際の女の子と同じく好みのタイプが分かれており(頭の良い人が好き、オシャレな人がいいなあ、脳筋サイコー等など)、プレイヤーは攻略をするキャラの好みに合わせて選択するコマンドを決めなければなりません。

どのキャラがどんな好みのタイプなのかを念頭に入れてコマンドを選択しましょう。

    

現実もゲームも一緒!?頭を悩ませるデートプラン

平日に黙々と己のパラメーター上げに勤しむ主人公。休日にはようやく好みの女の子と約束を取り付け、デートに臨むことができます。

デートに誘える場所は動物園や遊園地、カラオケやゲーセンなど多種多様で、海やプール、スキー場といった季節限定のものもあります。また、前述の女の子の好みが違うというのはこのデートスポットやデートの立ち回りにも当然関係しており、各キャラクターに応じて誘いやすい場所や喜ばれる立ち回り、発言などが変わってきます。

同じ場所で同じ立ち回りをしても女の子によっては喜ばれる場合もあれば「何言ってだこいつ」みたいな素っ気ない場合もありますので、女の子の特性を理解してのデートスポット選びやデートの立ち回りをしましょう。

ちなみに好みの場所だからと言って同じ場所にばかり連れて行くと、「こないだも行ったじゃん」と容赦なく突っ込まれます。ゲームでもさすがにそこまで甘くない!?

  

女はそんなに甘くない!モテ男への道は茨の道

現実とは違い所詮はゲーム。基本的にデートの立ち回りは所詮単純な3択なので、プラスとなる選択肢を把握してしまえばデートの立ち回り自体はそれほど難しくありません。良い感じの選択肢を選んでいき己のパラメーターを上げていくと、目当ての女の子の評価どころか、他の女の子の評価まで勝手に上がっていきます。「何だ、ウハウハやん」と思う人もいるかもしれませんが、ここからがこのゲームの難しいところです。

親友の早乙女好雄から教えてもらえるそれぞれの女の子からの好感度とは別に、

このゲームには隠しパラメーターで女の子の傷心度というものが設定されております。この傷心度というのが妙にリアルな仕様で、仮に主人公、女1、女2、女3といったメンツでゲームが進んだ場合、主人公がモテ始めた時に女1から不意に来るデートや下校の誘いを…

断る→女1の傷心度が大きく上がる

OKする→女1は影響なしだが、女2と女3の傷心度が少し上がる

…といった具合であっちが立ってもこっちが立たずという非常に面倒くさい感じになります。この傷心度が積み重なると「爆弾」という形で傷心度が表面化され、放っておいてしまうと爆発。その結果女の子全員の評価が一気に下がるという恐ろしい事態に。この傷心度を0にするには休みの日にデートに誘うなどしてフォローするしかありません。爆弾は複数の女の子に発生することもあり、ヘタをすると女1の爆弾が爆発→女2の好感度が下がったことにより女2の爆弾も爆発→さらにその爆発により下がった女3の爆弾も…という最悪の事態も起こりえます(通称誘爆)。本命の女の子ばかりを追いかけても、他の女の子がヘソを曲げてしまうことで本命の女の子からの評価がガタ落ちしてしまう…。現実の世界でも起こり得る女の世界の恐ろしさを、是非体験してみてください。

   

  

一介のギャルゲーから社会現象へ

そんなワケで、シミュレーションゲームとしての完成度の高さと、当時のゲームとしては異質な女の子の感情の機微を盛り込んだこのゲームは一躍大ヒットし、パズルゲームや各キャラクターにスポットを当てたサイドストーリーのようなゲームが作られ、果ては実写映画化や各キャラクターが声優名義ではなくゲーム中にキャラ名義でCDを出すなど、発売元であるKONAM Iの売り上げを支えるキラーコンテンツとなりました。冒頭で紹介したような声優さんの表舞台への進出もこの頃から増えたように思えます。どんどん拡大していくコンテンツにオタク達が湯水のようにお金を使う…。

現在で言う〇KBのような商法の原型はここで生まれたのかもしれません。

  

なんやかんやでこのゲームも20年以上前のものです。

さすがにPS1をプレイできる環境がある人は多くないでしょうが、PS3のゲームアーカイブスなんかでダウンロードできるみたいです。

この場でこういうジャンルを取り上げるのもなかなか照れますが、ゲームとしての完成度も高いので、こういう系が好きな人でまだやったことがなければオススメです。

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